金融相:虚偽情報を排除できるシステムの構築検討-大量保有報告(2)

渡辺喜美金融相29日午前の記者会見で、 電子開示システムEDINETにトヨタ自動車やソニーなど大企業6社の虚偽 の大量保有報告書が提出・掲載された問題について、「虚偽の情報を自動的に 排除できるシステムを考えていきたい」と述べ、再発防止策の1つとして具体 化を検討する意向を示した。

また金融相はテラメントを刑事告発する可能性について、「行為の悪質性 を考えた上で判断する」と述べた。提出期限の28日を過ぎた現時点でも訂正 報告は受けていないとしている。同相によればEDINETに提出される大量 報告は年間約2万件、1日平均では約200件あるという。排除システムでは異 常な株式数や取得金額などの発見を念頭に置いているとみられる。

一方、東京証券取引所の斉藤惇社長は同日午後の定例会見で、テラメント の問題について「大変、遺憾だ」とした上で、規制を少なくして利便性を高め た開示システムを悪用するのは「社会インフラへの不当なチャレンジだ。社会 的に許すべきではない」と述べ、金融庁の厳正な対応を促した。

-- Editor:Kazu Hirano, Kenshiro Okimoto

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