中国SMICの07年10-12月期:3四半期連続の赤字-価格下落響く

半導体ファウンドリー(受託生産)中国最大 手の中芯国際集成電路製造(SMIC)が29日発表した2007年10-12月(第 4四半期)決算は、純損益が3四半期連続で赤字となった。半導体メモリーの供 給過剰による価格下落が響いた。

同社が香港証券取引所に提出した資料によれば、純損失は2120万ドル。前 年同期は14万3000ドル(修正値)の黒字だった。ブルームバーグ・ニュースが まとめたアナリスト5人の予想中央値では、純損失は1800万ドルと見込まれて いた。売上高は前年同期比3%増の3億9530万ドル。

半導体メモリーの価格は昨年、下落。米マイクロソフトの新基本ソフト(O S)「ウィンドウズ・ビスタ」の市場投入により需要が増加すると見込んだ半導 体メーカーによる生産能力増強を、市場が吸収できなかった。SMICは、半導 体メモリーの生産を減らし、より利益率の高い家電製品に力を入れる計画。

SMICは資料で、10-12月期の半導体メモリー市場で、前四半期と比較 して「一段と厳しい」環境に直面したと説明した。

DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー)はSMI Cの10-12月期売上高全体の23.6%を占めた。7-9月期は23%だった。10 月時点ではDRAMの割合を20%未満にする方針だった。

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