中国人民元:ペッグ制廃止後の高値圏-榊原元財務官の予想に反応

中国の外国為替取引では、人民元がドルに対し ペッグ(連動)制廃止後の最高値付近で推移した。元財務官の榊原英資氏が、中国 人民元の対ドル相場は今年、10%を超える上昇になる可能性があると予想したこと に反応した。

榊原氏は29日のブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、中国当局 が国益のため人民元の一段高が必要であることを認識しているとの見方を示した。

メイバンク上海の国債トレーダー、ウ・ピンソン氏は「他のアジア通貨と同様 に、人民元は双方向に動いた。中国の旧正月を控えて取引は薄かった」と語った。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後5 時半(日本時間同6時半)現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=7.1945元。前日 は7.1970元だった。

榊原氏の見通しは、人民元が年内に6.57元を突破することを示唆。ブルーム バーグ・ニュースがまとめたアナリスト32人の調査中央値では6.80元となってい る。

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