インド中銀:政策金利7.75%に据え置き-世界的な景気減速を見極め

インド準備銀行は29日、政策金利の翌日物 レポ金利を約6年ぶりの高水準である7.75%に据え置いた。世界的な景気減速 のインド経済への影響を見極める狙いがある。

同中銀の発表資料によれば、翌日物リバースレポ金利は6%、預金準備率も

7.5%でそれぞれ据え置かれた。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミ スト調査でも過半数が据え置きを予想した。

準備銀のレディ総裁による今回の決定は、原油・食品価格がインフレを加速 させるとの懸念を反映している。米景気減速がインドの経済成長に影響を与える ようであれば、政府は減税や財政支出の増加といった措置を取る可能性がある。 インドでは来年、選挙が実施される。

ゴールドマン・サックス・インディアのエコノミスト、タッシャー・ポッダ ー氏は「インドでは、経済成長で必ずしも選挙に勝利できるとは限らないが、イ ンフレは確実に選挙での敗北要因となり得る」と述べた。

レディ総裁は発表資料で、「世界的な原油価格の変動や高水準にある食品価 格は、インフレ見通しに対する明確な現在のリスクを示している」との認識を示 した。

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