12月米耐久財受注1.6%増、11月住宅価格指数は7.1%低下か-BN調査

ブルームバーグ・ニュースが金融・調査 機関を対象に実施した調査によると、29日に発表される昨年12月の米製造業 耐久財新規受注は、5カ月ぶりに増加したもよう。年末の航空機需要が支えに なったとみられている。

63社の予想中央値では、前月比1.6%の増加が見込まれている。11月は

0.1%減(改定値)だった。11月までの4カ月連続の減少は、2001年以来で最 長。輸送機器を除くベースでは同0.1%増(30社の中央値)と、ほぼ横ばいに なったもようだ。同ベースでも10、11月は減少し、企業投資の鈍化を示唆し ていた。

この日は11月のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)/ケース・ シラー住宅価格指数と1月の消費者信頼感指数も発表される。不動産価格の下 落が一段と深刻化し、消費者信頼感は2年ぶり低水準に落ち込んだことが示さ れそうだ。景気減速の兆候が増えるなか、米金融当局は29-30日の連邦公開 市場委員会(FOMC)で追加利下げを実施し、今後も利下げの公算が大きい ことを示唆する可能性があるとエコノミストは指摘する。

クレディ・スイス(ニューヨーク)のエコノミスト、ジョナサン・バジー レ氏は「金融面での環境が厳しくなれば、企業投資の妨げになる」と話した。

製造業耐久財受注は商務省が午前8時半(ワシントン時間、以下同じ)に 発表する。調査での予想レンジは前月比0.5%減-6%増。輸送機器を除くベ ースの予想は同1.5%減-1.1%増。11月は0.8%減(改定値)だった。

午前9時に公表予定の11月のS&P/ケース・シラー住宅価格指数は、 前年同月比7.1%低下(14社の中央値)と、2001年に指数算出が始まって以来 で最大の低下になったもようだ。同指数は、全米20都市部の住宅価格を対象 としている。

住宅価格の下落が、消費者信頼感と購買力を低下させつつある。住宅価格 が下がると消費者は保有資産が目減りしたと感じ、ホームエクイティ・ローン (住宅担保融資)の利用を控える。民間調査機関コンファレンス・ボードが午 前10時に発表する1月の消費者信頼感指数は87(59社の中央値)と、05年 10月以来の低水準に落ち込んだもようだ。昨年12月は88.6だった。

With reporting from James Gunsalus in Seattle and Rachel Layne in Boston. Editor: Carlos Torres, Mark Rohner

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