米レッグ・メイソン:メイソンCEOの後任にフェティング氏を指名

米資産運用会社レッグ・メイソンは28日、 レイモンド・メイソン最高経営責任者(CEO、71)の後任として、マーク・ フェティング氏(53)を指名した。メイソンCEOは46年間かけて、小規模な 証券会社だった同社を米2位の上場資産運用会社に育て上げた。

発表資料によれば、フェティング氏はこれまでは、同社の投資信託・管理 サービス部門の責任者だった。メイソンCEOは、昨年4月にジェームズ・ヒ ルシュマン最高業務責任者(COO、当時)が後継者となる計画を撤回して以 来、人選を進めていた。

2007年の同社の株価は23%安と、この20年で最大の下げとなった。株式 ファンドからの資金流出や、ビル・ミラー最高投資責任者(CIO)らの運用 成績が振るわなかったことで利益は打撃を受けた。同社はストラクチャード・ インベストメント・ビークル(SIV)と呼ばれる運用会社から債券を購入し たが、米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン関連債券が急落す るなか、その価値は下落。そうした事態を受け、同社はマネー・マーケット・ ファンド(MMF)など傘下の一部ファンドに15億ドル(約1600億円)の資 金を供給した。

28日の株価終値は2.09ドル(3%)高の72.05ドル。年初来では3%下 げている。

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