中国:本土証券会社による個人顧客の資産管理を初めて容認へ-証監会

中国証券監督管理委員会(証監会)は28日、 本土の証券会社が個人顧客の資産管理を手掛けることを初めて容認する方針を示 した。証券各社は、株式相場の下落を受けトレーディング収入への依存度の軽減 を目指している。

証監会は資産管理業務の実施細則草案をウェブサイトに発表した。

中国本土の証券会社は現在、収益を株式トレーディングや株式売却の手数料、 自己勘定売買に頼っている。富裕層の資産管理が新たな収入源となれば、本土株 式相場が下落するなか、証券各社の収益性の伸びにつながる可能性がある。

UBSのアナリスト、ビクター・ワン氏(香港在勤)は個人資産管理につい て、「これは潜在的に巨大な市場だ」と指摘。「個人顧客を対象にした富裕層資産 管理商品の設計を許されたのは証券会社が初めてだ」と説明した。

同細則によると、証券各社は個人顧客の現金や債券、資産担保証券、投信、 株式、デリバティブ(金融派生商品)の管理が可能になる。ただ、顧客の個人資 産額が証監会の定める最低額を上回る必要があるという。最低額は明示されなか った。

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