新日石:東電・王子紙向け1-3月期燃料価格、最高値へ-原油高で

国内石油元売り最大手の新日本石油は、原 油価格の高騰などを受けて、東京電力と王子製紙に対し、1-3月期に販売す る燃料の価格を値上げする方針を伝えた。

同期の東電、王子製紙向け重油販売価格は過去最高値になる見込み。前期 (10-12月)に続き、2期連続の最高値更新となる。

ブルームバーグ・ニュースが入手した資料によると、新日石は1-3月期 の東京電力向けの低硫黄C重油(硫黄分0.3%)販売価格を前期比3920円 (5.8%)高の1キロリットル当たり7万1720円とする予定。

また、王子製紙向けの高硫黄C重油(硫黄分3.0%)は前期比2800円 (4.5%)高の同6万5550円とする。

これは、同四半期の値決めの参考にする12-2月の原油とC重油価格の上 昇が見込まれるため。最終的な価格は2月から来年3月にかけて各社との間で 決める。

東電は国内最大の低硫黄C重油の需要家。また王子製紙は国内最大の高硫 黄重油の需要家。新日石は、これら大手需要家2社との間で四半期ごとに価格 を決定する仕組みを1970年から続けている。決定された取引価格は、国内の C重油取引の指標となっている。

新日本石油の株価の午前終値は、前週末比18円(2.4%)安の725円。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE