米アメックス10-12月期:9.9%減益、貸倒引当金増加-株価下落(2)

クレジットカード会社で米3位のアメリカ ン・エキスプレス(アメックス)が28日発表した2007年10-12月(第4四半 期)決算は、前年同期比で9.9%減益となった。景気減速に伴い、会員のデフォ ルト(債務不履行)に備えた貸倒引当金の増加が響いた。発表を受け、同社の 株価は時間外取引で下落した。

純利益は8億3100万ドル(1株当たり71セント)となり、前年同期の9 億2200万ドル(同75セント)から減少した。継続事業ベースでの1株利益は 71セントと、ブルームバーグ・ニュースがまとめたアナリスト15人の予想平均 と一致した。

アメックスの決算は、米国で不良債権が住宅ローンの借り手からクレジッ トカードや自動車ローンの利用者にまで広がっていることを裏付けるものだ。 米銀大手シティグループや米クレジットカード発行大手、キャピタル・ワン・ ファイナンシャルも、第4四半期に貸倒引当金の計上を増やしている。

決算発表を受け、アメックスの株価は時間外取引で一時、1.33ドル(2.8%) 安の46.07ドルに下落した。通常取引終値は前週末比1.96ドル(4.3%)高の

47.40ドルだった。過去1年間の騰落率はマイナス18%。

ケネス・チェノルト最高経営責任者(CEO)は発表文で「われわれは経 済や信用市場の一段の悪化による影響を免れない」と説明した。

第4四半期は、米国でのクレジットカードの貸倒引当金を税引き後で2億 7400万ドル計上した。カード利用額は前年同期比16%増の1775億ドル、会員 向けローンは同22%増の772億ドルだった。

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