12月米新築住宅販売:4.7%減の60万4000戸、95年以来最低

米商務省が28日に発表した2007年12 月の米新築一戸建て住宅販売(季節調整済み、年率)は60万4000戸と前月 比4.7%減少、1995年2月以来の最低となった。ブルームバーグ・ニュース がまとめたエコノミスト予想の平均(64万7000戸)を下回った。11月は63 万4000戸と、速報値の64万7000戸から下方修正された。

12月の新築価格の中央値は前年同月比10%下落の21万9200ドルと、 37年ぶりの大幅な下落率となった。

三菱東京UFJ銀行のシニア金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏は 「この日の指標は住宅市場の回復見通しを吹き飛ばす新たな数字となった。景 気全体では後退に非常に近い状態にある。米連邦公開市場委員会(FOMC) はリセッション(景気後退)にすでに陥っていると考えて積極的に利下げを進 めるべきだ」と述べた。

通年の新築販売件数は26%減少と、1963年以来で最大の落ち込みとなっ た。

12月の住宅在庫は49万5000戸と、2005年10月以来の最低となった。 しかし、販売に対する在庫比率は9.6カ月分と、1981年10月(10.3カ月 分)以来の最高。

地域別の新築販売件数は4地域のうち3地域で減少。特に南部では前月 比6.5%減少した。一方、北東部は増加した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE