中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値-政府がインフレ抑制との観測

中国の外国為替取引では、人民元がドルに対し ペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。エネルギー価格の上昇を背景に、中 国当局がインフレ抑制に向けて元一段高を加速させるとの観測が広がった。

中国政府は、暴風雪による「極めて深刻」な電力不足の影響で燃料価格が上昇 する可能性があることを明らかにした。

シティグループのエコノミスト、沈明高氏(北京在勤)は「人民元の上昇ペー ス」が2月6日から始まる「中国の旧正月を前に加速する可能性がある」と指摘。 「インフレは中国政府にとって主要な懸念材料だ」と述べた。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、人民元は上海時間午後5時半(日 本時間同6時半)現在、前週末比0.2%高の1ドル=7.1970元。年初来では1.4% 高と、1年の始まりとしては2005年7月のペッグ制廃止後で最良となっている。 07年は約7%上昇した。

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