欧州債:上昇、2年債利回り3.43%-景気減速懸念を受けた株安で

欧州国債相場は上昇。日米の景気減速への 懸念からアジアと欧州の株式相場が下落。これを受けて安全投資先としての国債 市場への投資が膨らんだ。

ドイツ2年債利回りは1年10カ月ぶりの低水準に近付いた。ただ、欧州中 央銀行(ECB)が年内に利下げを実施するとの観測が後退しているため、2年 債に対する10年債の上乗せ利回りはここ1週間ぶりの最小付近にとどまった。

クレディ・スイス・グループ(チューリヒ)の債券ストラテジスト、カース テン・リノウスキ氏は、「株式相場が再び下落したのが国債相場を支えた」と指 摘。「米国と世界経済への懸念が残っている」と語った。

2年債利回りはロンドン時間午後4時11分までに前週末比3ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)下げ3.43%となった。同国債(2006年3月償還、 表面利回り4%)価格は0.04ポイント上げ101.00。10年債利回りは3bp低下 し3.94%。

28日の株式市場では、ダウ欧州株価指数は前週末比1%強下げた。MSC Iアジア太平洋指数は4営業日ぶりに反落し、3%安となった。

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