日経平均は一時500円超、新日鉄などが業績発表で急落-外部環境悪い

午後の東京株式相場は一段安で、日経平 均株価は前週末比500円超の下げとなった。米国景気懸念や円高進行、アジア 株安など外部環境に対する不透明感に加え、国内で本格化する企業業績に対す る警戒で売りが増加傾向にある。輸出関連や銀行などを中心に、東証1部全33 業種が安い。HOYAや新日本製鉄など午後に業績発表を行った企業は売り込 まれ、任天堂は値幅制限いっぱいのストップ安まで売られた。

午後2時37分時点の日経平均株価は前日比480円99銭(3.5%)安の1 万3151円35銭、TOPIXは49.27ポイント(3.7%)安の1295.50。東証1 部の売買高は概算で18億1081万株。値上がり銘柄数は324、値下がり銘柄数 は1351。

外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=106円台前半へと円高が進行。 上海証券取引所と深セン証券取引所の人民元建てA株に連動しているCSI 300指数は先週末比6%超まで下げている。

業績発表銘柄が下げ拡大

先週25日に08年3月期の連結純利益を従来予想比11%減へ減額し、三菱 UFJ証券も投資判断を引き下げたNRIがストップ安と急落。10-12月期業 績が伸び悩んだ日立建機も大幅安で推移。東証1部値下がり率では、午後も両 社が1位と2位を占めている。

また、HOYAが午後に入って、一時12%安まで下落幅を拡大。同社は午 後1時に08年3月期の連結業績予想を初めて開示した。連結営業利益は、前 期比5.7%減の1011億円を見込む。

市場関係者の間では、「通期の業績予想は市場コンセンサスよりも低く、 がっかりな数字。エレクトロオプティクス部門の業績回復が遅れているよう だ」(大和総研の光田寛和アナリスト)との指摘が聞かれた。

同じく07年4-12月期の連結業績を発表し、経常利益が前年同期比

0.7%減、10-12月期に関しては11%減なったと午後に発表した新日鉄は下落 率が7%超に達した。

--共同取材:鈴木 宏 Editor:Shintaro Inkyo

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