米メルクとシェリング、NY司法当局の「バイトリン」捜査に協力へ

米製薬大手メルクとシェリング・プラウは、 共同開発したコレステロール降下剤「バイトリン」をめぐるニューヨーク(N Y)州のクオモ司法長官の捜査に協力する方針だ。同長官は両社が同医薬品に 関する研究結果を隠匿したかどうかを見極めたいとしている。

NY州司法省は26日、電子メールで配布した声明で、捜査の焦点が否定的 な研究結果が公表される以前に行われたバイトリンの販売促進活動と両社の株 式売却にあることを明らかにした。

14日に発表された研究結果によれば、シェリングの「ゼティア」とメルク の「ゾコール」を統合したバイトリンは、ゾコール単独で用いた場合と比べ、 動脈内のプラーク蓄積を減らす効果に差がない可能性がある。ゼティアとゾコ ールの2007年の売上高は50億ドル(約5300億円)に上った。

クオモ長官によれば、より安価なジェネリック(後発医薬品)が少なくと も同等の効果をもたらす可能性があったにもかかわらず、NY州のメディケイ ド(低所得者向け公的医療保険)は過去2年間にバイトリンに約2100万ドルを 支払っていた。

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