マース株が大幅高、カードシステム好調で四半期増益-三菱U証格上げ

パチンコ向けのプリペイドカードシステム 開発などを手掛けるマースエンジニアリングの株価が大幅高。パチンコホール の間でプリペイドカードシステムの導入が進み、25日に発表した四半期業績は 増益を確保した。ホールが効率的な店舗経営を目指して同システムを導入sる う動きは続き、業績を支えていくとの期待が高まった。

株価は一時、前週末比176円(15%)高の1370円を付ける場面もあった。 午前終値は14%高の1363円で、東証1部の上昇率2位。

2007年4-12月期の連結営業利益は前年同期比3.2%増の41億4800万円。 最新のプリペイドカードシステムに台毎の計数機を備えた「パーソナルPCシ ステム」は、有力パチンコホールでの導入が進んだ。会社側はプリペイドカー ド需要が引き続き好調に推移するとみて、08年3月期の連結営業利益を前年同 期比5.4%増の55億9000万円、純利益は同6.3%増の31億6800万円という前 回予想を据え置いた。純利益ベースで見た第3四半期までの進ちょく率は78% に達している。

パチンコホールでは、顧客が獲得した出玉を景品などに交換する際、この 出玉を運ばなくてはならない。しかし大当たりで大量に出た出玉の箱は重く、 運搬作業は重労働。従業員が嫌がる作業とされ、ホールの従業員不足の一因に 挙げられている。

これに対し、プリペイドカードシステムでは出玉の数をカードに記録する ことができるため、運搬作業は不要になる。「ホールの人材確保につなげられ ることも、カードシステム導入が進む背景にある」(同社・総務部の駒崎智也 氏)という。07年12月末現在、同社のプリペイドカードシステムの稼働店舗数 は1805店で、市場シェア17.2%と業界3位。

なお、三菱UFJ証券は28日付で投資判断を「アンダーパフォーム」から 「市場平均並み」に格上げしており、業績に対する強気の見方を後押ししたよ うだ。

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