ECB利下げは「パニックの兆候」と取られかねない-オーストリア首相

オーストリアのグーゼンバウアー首相は、 ユーロ圏経済成長が引き続き「2%以上と底堅い」とし、欧州中央銀行(EC B)による利下げは投資家や消費者に誤ったシグナルを送る恐れがあるとの見 解を示した。

同首相は26日遅く、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)が開催 されているスイスのダボスでブルームバーグ・ニュースとのテレビインタビュ ーに応じ、「米国では正しいことが、欧州では誤りになる可能性がある。状況 があまりにも違っているためだ」と指摘。利下げしていれば「パニックに陥っ たという否定的な兆候と受け取られただろう」と述べた。

グーゼンバウアー首相の発言は、米景気減速が世界経済に波及するリスク への対処方法について、欧米の当局者の間で見方が分かれていることを示して いる。フランスのラガルド財務相は26日、ECBが経済成長の面でより積極 的に行動すべきとの見方が広がっているとし、ECBはこうした声に配慮する 必要があるとしていた。

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