NY金(25日):最高値更新、商品高と金利低下でインフレ懸念

ニューヨーク金先物相場は続伸。一時は 1オンス=924.30ドルと、中心限月として取引時間中の最高値を更新した。 商品相場高と金利低下を受け、インフレヘッジとしての貴金属の魅力が高まっ た。

穀物やエネルギーを中心に原材料価格が2日連続で上昇した。米連邦公開 市場委員会(FOMC)は22日、0.75ポイントの緊急利下げを実施。24日 には米政府と議会指導者が景気刺激策で合意した。金は昨年31%上昇し、消費 者物価指数(CPI)は4.1%上昇と、1990年以来で最大の伸びを示した。

商品調査会社ロジック・アドバイザーズ(ニュージャージー州)のパート ナー、ウィリアム・オニール氏は「現在の金相場には勢いがある。景気刺激策 と低金利はインフレ圧力につながりやすい。今週出た売りのほとんどは他市場 で発生した追証支払いのための換金売りだ。950ドルもそう遠くないと思う」 と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物2月限は 前日比4.90ドル(0.5%)高の1オンス=910.70ドル。

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