英国債(25日):2年債は週間で下落-米利下げで投資家の信頼感戻る

英2年債相場は下落し、週間ベースとして は先月14日に終了した週以降で最大の下げとなった。米金融当局による緊急利 下げで世界の株式市場で信頼感が回復したことを受けて、安全投資としての国債 需要が減退した。

2年債利回りは年初来の高水準まで上昇した。国債市場から株式市場へ投資 資金が流れ込み、英株式の指標であるFT100指数は下げ幅を大きく切り詰めて 週を終えた。欧州の社債保有リスクの低下が影響し、この日の2年債相場は下落 した。

ING銀行の投資適格級債券戦略責任者、パドレイク・ガービー氏(アムス テルダム在勤)は「英国債市場を他の国債市場の動向から切り離すことは極めて 困難だ」と指摘。「リスク評価の転換がみられた。多くの明るいニュースが質へ の逃避を遠ざけた」と語った。

2年債利回りはロンドン時間午後4時55分までに、前週末比11ベーシスポ イント(bp、1bp=0.01%)上昇し4.44%と、先月31日以降の高水準とな った。前日比では5bp上げた。同国債(2009年12月償還、表面利率5.75%) 価格は前週末比0.23ポイント下げ102.38。

一方、10年債利回りは前日比1bp下げ4.53%。週間ベースでは9bp上 昇した。

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