NY原油時間外:続伸-米政府と下院の景気刺激策暫定合意を好感

ニューヨーク原油先物相場は、25日の時間 外取引で続伸している。ブッシュ米大統領と下院がリセッション(景気後退)回 避に向け景気刺激策を導入することで暫定合意したことが好感された。

この景気刺激策には、全米の1億1700万世帯への税還付の小切手送付や、 企業の設備投資優遇が盛り込まれている。合意を受け、米株式相場の23、24日 の2日間の上昇率は昨年11月以降で最大となった。米金利先物市場では、米金 融当局が来週、利下げを実施するとの見方が示されており、対ユーロのドル相場 は下落した。

コモディティー・ワランツ・オーストラリア(シドニー)の商品市場アナリ スト、ローアン・メンジース氏は「ドル相場が軟化し株式相場は安定しているた め、原油相場は上昇するだろう」と予想。「株式相場では、米金融当局と米政府 は態勢を整えており、すべてを崩壊させるようなことはしないとの見方が広がっ ている」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場3月限は、25日の 時間外取引で、前日比最大48セント(0.5%)高の1バレル当たり89.89ドル。 シンガポール時間午前7時37分現在、89.75ドルで取引されている。24日は、

2.42ドル(2.8%)高の89.41ドルと、2日以降で最大の上昇率を示した。23日 は昨年10月23日以来の安値引けだった。

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