スクエニ:4-12月期純利益は前年同期比横ばい-通期予想は維持(3)

スクウェア・エニックスが25日発表した4 -12月期の連結決算によると、純利益は前年同期比横ばいの91億円だった。経 常利益は減益だったが、法人税、事業税などが減少したことから、最終利益では 前年同期と同じ水準を維持した。

売上高は主力のゲームソフト事業やアミューズメント関連事業が減収だった ため、同7.1%減の1143億円。営業利益は同8.9%減の179億円、経常利益は同 14%減の174億円となった。

2008年3月期連結業績予想は前回予想を据え置いた。08年3月期連結業績 の売上高は前期比0.6%減の1625億円、営業利益は同19%減の210億円、経常 利益は同24%減の200億円、純利益は同3.3%増の120億円をそれぞれ見込む。

同社は同時に、自社株買いを実施すると発表した。買い付け期間は1月28 日から7月31日まで。取得株数の自己株式を除く発行済み株式総数の4.35%に 相当する500万株、取得総額は150億円をそれぞれ上限としている。

社長、事業は全体として計画通りの進ちょく

同社の和田洋一社長は発表直後のブルームバーグ・ニュースとの電話インタ ビューで、「事業全体としては、期初の予定通りに進行している」と強調した。 同社長は、ゲーム事業について開発、投入、販売は期初の会社計画通りと語った。 一方で、アミューズメント関連事業では、期初計画よりは「やや遅れがある」と 認めたうえで「同業他社との同じ事業の比較では優位な状況にある」と述べた。

和田社長は自社株買いについて、「積極的な資本政策の一環。株価は極めて 安い水準にある」と説明し、「日本企業の株価は現在、安値水準にあり、業績が 好調な企業の経営者はこの時期に自己株取得を行うべきだ」と語った。

スクエニの株価終値は前日比180円(6.3%)高の3040円。

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