米リセッション懸念強まる、民主党の景気対策に高い期待-世論調査

米国では、年内リセッション(景気後退) 入りの見通しが強まっており、ブッシュ米大統領(共和党)より民主党の景気 対策への期待の方が高いことが、ブルームバーグとロサンゼルス・タイムズの 最新世論調査で25日までに分かった。

それによると、米経済の動向に悲観的な人は全体の3分の2余りと、昨年 12月調査時の56%から増加し、調査が始まった1997年以来、最高となった。 景気浮揚に最も有効な措置としては、ブッシュ政権と議会指導者が景気刺激策 に盛り込むことで一致した一時的な減税を挙げた人が多かった。

また、ほぼ10人に8人が「年内リセッション入りの可能性は高い」と回答 (12月調査時は71%)。「可能性は低い」との回答は16%にとどまった。悲観 的な見方は、所得層や党派を越え広範にわたった。

一方、「ブッシュ大統領よりも民主党の方が経済問題にうまく対応できる」 と回答した人は51%。「大統領の方がうまく対応できる」は29%にとどまった。

調査では悲観的な景気見通しが強い一方、個人の財政事情については、「極 めて、またはかなり安定」と答えた人が合計で全体の3分の2を占めたことも 分かった。また過半数が、向こう半年間の買い物予算は現在と変わらないだろ うと答えている。

「リセッション入りした場合、責任の所在は」との質問に対して最も多か った回答は、ブッシュ大統領で10人中ほぼ2人。高リスクの融資を行った住宅 ローン会社との回答は15%だった。

経済運営の手腕については、党派に沿った支持となった。民主党員の83% が同党の方がうまく経済を運営できると回答し、共和党員の間では大統領の方 がうまく運営できるとの回答がほぼ3分の2を占めた。無党派層は51%が民主 党、25%が共和党政権をそれぞれ支持した。

ブッシュ大統領は28日、議会で一般教書演説を行う。調査では、63%が「米 国は深刻に誤った方向に進んでいる」と回答した。「正しい方向に進んでいる」 との見方が過半数を占めたのは、2003年4月の調査が最後。

調査は18-22日、全米の成人1541人を対象に実施した。誤差率はプラス・ マイナス3ポイント。

-- Editor: Joe Sobczyk, Robin Meszoly.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 柴田 広基 Hiroki Shibata +81-3-3201-8867 hshibata@bloomberg.net Editor:Akiko Kobari 記事に関する記者への問い合わせ先: Matthew Benjamin in Washington at +1-202-624-1971 or mbenjamin2@bloomberg.net; 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Michael Forsythe at +1-202-624-1940 or mforsythe@bloomberg.net.

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