ユーチューブ、角川GHD:動画活用で共同事業、著作権に配慮も(2)

インターネット検索世界最大手グーグル 傘下で、動画共有サイト運営のYouTube(ユーチューブ)と角川グルー プホールディングス(GHD)は25日、動画を活用した共同事業を開始する と発表した。また、著作権を侵害している違法な動画投稿を識別するため、グ ーグルは角川グループなどと共同で進めていたソフト開発で一定の成果を得た ことを明らかにした。

角川GHDとユーチューブは、①コンテンツ(情報の内容)・パートナー として公式ページを2月上旬に開設、②動画識別技術や広告配信を活用したメ ディア・広告関連事業の展開、③優秀なクリエーターの発掘に向けたキャンペ ーンの共同実施―などを実施する。両社は今後もユーチューブを活用した新事 業に取り組む方針。

ユーチューブは昨年6月から、日本語など複数の言語でのサイトサービス を開始。それぞれの言語地域での有力コンテンツ・ホルダーと連携することで ネット上の動画共有サイトとしての圧倒的な地位を一段と強固している。

ユーチューブをめぐっては、世界的に認知が高まることで、著作権を無視 した違法な投稿が相次いでいる。グーグルは、国内では日本音楽著作権協会 (JASRAC)や放送局と解決を目指し現在も協議を行っている。

グーグルは2月にも動画識別が可能なソフトをユーチューブに導入する計 画。これにより、コンテンツ権利保持者は違法な投稿動画を素早く認知するこ とが可能になる。

角川GHD株価は前日比155円(5.9%)高の2770円(午後2時23分現 在)。24日 の米株式市場のグーグルの終値は前日比25.87ドル(4.7%)高の

574.49ドル。

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