米緊急利下げや景気刺激策、「小さすぎ、遅すぎる」-ルービニ会長

ルービニ・グローバル・エコノミクスのヌ リエル・ルービニ会長によれば、米連邦準備制度理事会(FRB)の判断ミス により、米国は先月リセッション(景気後退)入りし、米経済がハードランデ ィングを免れない状況となっている。

米ニューヨーク大学スターン経営大学院の教授でもあるルービニ会長は、 23日のブルームバーグ・ニュースとのテレビインタビューで、米金融当局が住 宅不況とサブプライムローン(信用力の低い個人向け住宅融資)危機の影響を 過小評価していたとの見方を示した。

ルービニ会長は、米当局の政策について「小さすぎ、遅すぎる」と批判し た上で、「金融当局が何をしようとも、リセッションを回避することはできな い。当局は間違った思い込みをし、今金利を引き下げている」と述べた。

ブッシュ米大統領が打ち出した1500億ドル(約16兆円)規模の景気刺激 策について、同会長は「財政政策は取るに足らないものにすぎない。われわれ は財政黒字を浪費してしまい、財政措置は尽きてしまった」と指摘。

同会長はまた、「リセッションは1991年や2001年よりずっと厳しいもの になるだろう。米国の消費者は借りすぎの上、買い物に夢中で、貯蓄がない。 今はよろめいている状態だ」とも語った。

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