グリーンスパン氏:世界のリセッションは「不可避」-「ブーム」後に

グリーンスパン前米連邦準備制度理事会(F RB)議長は24日、「不可避」となった世界的リセッション(景気後退)が、 各国が世界の市場から撤退させるような反動を招くことに懸念を表明した。

グリーンスパン氏はBMOファイナンシャル・グループが主催したバンク ーバーでの会議で講演し、「グローバル化は非常に有用だった」とした上で、「世 界経済の驚異的なブームの後では、ある時点で何らかの形の世界的景気後退が 起こることは避けられないと思われるが、これが市場開放を大きく後退させる ことが心配だ」と語った。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は0.75ポイントの緊急利下げを実施。 ブッシュ政権と下院議会指導部はこの日、最大1500億ドル(約16兆700億円) 規模の景気刺激策で合意したと発表した。

グリーンスパン氏は、米リセッション入り確率が「高まったことは確かだ」 と述べた。「確率は50%以上だが、まだリセッションに至ってはいない」との認 識を示した。

グリーンスパン氏は米住宅市場について、「実際の住宅販売のレベルは底打 ちが始まる時点に近づいているかもしれない」と述べ、「住宅セクターが安定す るのが早いほど、景気にプラスだ」と付け加えた。

米連邦公開市場委員会(FOMC)は22日、フェデラルファンド(FF) 金利の誘導目標を3.5%に引き下げた。金利先物トレーダーは30日の0.5ポイ ント追加利下げの可能性があるとみている。

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