韓国の10-12月期GDP、前期比1.5%増に加速-輸出好調で(2)

韓国銀行が25日発表した2007年10- 12月(第4四半期)の国内総生産(GDP、季節調整済み)は前期比1.5% 増となり、エコノミストの予想を上回った。中国や欧州、中東諸国への輸出拡 大や企業の設備投資増加が寄与した。

10-12月期のGDP伸び率は、ブルームバーグ・ニュースがまとめたエ コノミスト14人を対象とする調査の予想中央値(1.3%増)を上回った。前 年同期比では5.5%増と、約2年ぶりの高い伸びとなった。7-9月(第3四 半期)は前期比1.3%増だった。

韓国の成長が加速したことを受け、アジア経済にとって中国や中東など の新興市場への輸出が米景気減速の影響を軽減する上でプラスとなるとの信頼 感が強まる可能性がある。24日発表された10-12月期の中国のGDP伸び 率は4四半期連続で11%を上回り、米国のリセッション(景気後退)入りが 迫るなかで、世界の経済成長を支えている。

韓国では、5年ぶり低水準の失業率と賃金増加が個人消費を押し上げる 一方、李明博次期大統領が提案する減税や国内を縦断する運河の建設構想の恩 恵で、企業が設備投資を拡大する可能性もある。

輸出がけん引役となり、韓国の景気拡大は19四半期連続と、1981年1 月-1992年6月までの期間以来で最長となっている。

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