ECBビニ・スマギ理事:欧州規模での金融市場規制強化が必要(2)

欧州中央銀行(ECB)のビニ・スマギ理事 は24日、最近の金融市場危機が混乱に対応するための欧州規模での規制強化の 必要性を示しているとの認識を示した。

同理事は、この日ミラノで行う講演の原稿で「欧州全体で同様に適用される、 統合された規制システム構築に向け素早く行動することが必要だ」と指摘した。 原稿はECBのウェブサイトに掲載された。

ビニ・スマギ理事はまた、欧州における金融市場の監視は、「協調と自主性 をうまくかみ合わせるということに特徴づけられる」と述べた。

同理事は、金融市場の混乱や景気減速懸念が米金融当局の緊急利下げにつな がったとした上で、物価を安定させるというECBの優先課題は変わっていない と説明した。

また「ECBの目標は2%付近のインフレ率だ。現在これは批判されている が、長期にわたる2%に近い水準でのインフレ率につながっており、景気拡大を 妨げてはいない」と述べ、「一部には市場のバブルが中央銀行の責任だとする見 方もあるが、私はそうは考えていない」と言明した。

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