中国人民元:ペッグ制廃止後の最高値-フィッチが一段高容認呼び掛け

中国の外国為替取引では、人民元がドル に対し続伸し、2005年7月のペッグ(連動)制廃止後の最高値を更新した。格 付け会社フィッチ・レーティングスが、中国政府はインフレ抑制に向けて元の一 段高を容認すべきだと呼び掛けたことが材料視された。

中国国家統計局が24日発表した2007年の年間インフレ率は4.8%と、 11年ぶりの高水準となった。フィッチは同日、中国は元の「一段と積極的な」 上昇を検討すべきだとするリポートを発表した。

中国光大銀行の為替ストラテジスト、クオ・チャオヤン氏(広州在勤)は、 「元に上昇の勢いがあることは確かだ」とした上で、「様々な中国の政府機関や 研究者が、現在の人民元相場はインフレ上昇の一因になっているとの見方で一致 している」と指摘した。

中国外国為替取引システム(CFETS)によれば、人民元は上海時間午後 5時半(日本時間同6時半)現在、前日比0.04%高の1ドル=7.2288元。一 時はペッグ制廃止後の最高値となる7.22元を付けた。

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