独シーメンス:10-12月期は増益、自動車関連部門売却で-自社株

欧州最大のエンジニアリング会社、独シー メンスが24日発表した2007年10-12月(第1四半期)は、前年同期比で増 益となった。自動車エレクトロニクス部門の売却益が寄与した。

発表資料によると、純利益は64億3000万ユーロ(1株当たり7ユーロ) で、前年同期の7億3900万ユーロ(同0.8ユーロ)を上回った。純利益には、 部門売却益54億ユーロが含まれている。売上高は同10%増の184億ユーロ。

ブルームバーグ・ニュースがアナリスト12人を対象に実施した調査の中 央値では、シーメンスの純利益は53億2000万ユーロと予想されていた。シー メンスは同日、100億ユーロ(約1兆5500億円)規模の自社株買い計画を明ら かにした。今回の自社株買いは、同社としては過去最大規模で、第一弾として 4月末までに20億ユーロ相当を買い戻す。

シーメンスは医療、エネルギー部門への投資拡大や、自社株買いを実施す るため、自動車エレクトロニクス部門をタイヤ大手のコンチネンタルに114億 ユーロで売却した。昨年7月に就任したペーター・レッシャー最高経営責任者 (CEO)は24日、株主年次総会であいさつする予定。同CEOは、160年に 及ぶシーメンスの歴史で初めて、社外からトップに迎えられた。クライス・ク ラインフェルト前CEOは、贈賄疑惑をめぐる捜査を受けて辞任した。

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