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D&M株は上昇率3位、投資ファンド撤退でTOB期待-個人買い(2)

音響機器などに強みを持つディーアンド エムホールディングス株が急騰。結局前日比54円(18%)高の356円で取引 を終了、東証1部上昇率ランキングで3位に付けた。同社株式の約49%を保有 する米系投資ファンドのRHJインターナショナルがD&M株を売却する方針 を固めたと一部で報道された。RHJに替わる新しい株主が同社株に株式公開 買い付け(TOB)を行う運びと伝わり、プレミアム(上乗せ)を付けてTO Bが実施されるとの期待が強まった。

出来高は167万2000株。過去5営業日の平均(53万株)の3倍近くに膨 らんだ。約定件数は497件、平均取引サイズは3364株で、個人投資家などの 小口の買い注文が主体となった。

24日付の日本経済新聞は、RHJが保有するD&M株全株を放出する方針 を固め、月内にも入札手続に入る見通しだと報道した。既に米系投資銀行を通 じ、同業他社やファンドなどに入札への参加を呼びかけている段階だと言う。 交渉がまとまれば、買い手はTOBでRHJI持ち分を含む全株取得を目指す もようとも伝えた。

D&MはRHJ傘下の旧日本コロンビアから01年に分離したデノンと、 オランダの家電大手フィリップス傘下だった日本マランツが統合して02年に スタートした音響・映像機器メーカー。日経報道によると、「第2位株主のフ ィリップス(持ち株比率12%)も売却する意向」だと言う。

これに対しD&Mは24日午前、「当社の発表に基づくものではない」と のコメントを発表。これに伴い、東証は午後零時半からD&M株の売買を再開 した。

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