マイクロソフト:年末商戦の「Xbox」は好調-24日に10-12月決算

ソフトウエア最大手、米マイクロソフトの 家庭用ゲーム機「Xbox」の販売台数は昨年10月、前月に投入した人気ゲー ム「Halo(ヘイロー)3」効果で予想を上回った。

マイクロソフトのクリス・リデル最高財務責任者(CFO)は当時、需要 を先取りしてしまった結果、年末商戦が低調になるのではないかとの懸念を示 していた。しかし、2007年10-12月(第2四半期)のXbox部門の収入は見 通しを上回り、同部門に初の2四半期連続黒字をもたらしたと、ルーミス・セ イレスのトニー・アーシロ氏はみている。

同氏は「マイクロソフトは良い位置にいる」として、「Xbox部門の売 り上げは非常に好調だった」と話した。

ゲームソフトとゲーム機の売り上げ好調を追い風に、マイクロソフトの第 2四半期の増益率は見通しを上回った可能性がある。ブルームバーグ・ニュー スがまとめたアナリスト15人の予想平均では、同四半期の利益は前年同期比 66%増の43億7000万ドル(1株当たり46セント)が見込まれる。売上高は160 億ドルの見込み。

最新世代機種の「Xbox360」の同四半期販売台数は430万台となり、ゲ ーム部門を初の通期黒字に導くというスティーブ・バルマー最高経営責任者(C EO)の悲願は達成に近づいたとみられる。同部門の前年同期は2億8900万ド ルの赤字。01年からの累積赤字は70億ドルに上り、基本ソフト(OS)「ウィ ンドウズ」と事務用統合ソフト「オフィス」の利益を希薄化させている。

マイクロソフトは24日の通常取引終了後に第2四半期決算を発表する。

株価

同四半期のマイクロソフト株はダウ工業株30種平均の構成銘柄のなかで最 も好成績だった。同四半期の株価上昇率は21%と、四半期ベースで01以来で最 大。株価は10月に、7-9月(第1四半期)利益がアナリスト予想を大幅に上 回ったことを受け6年ぶり高値に達した。2四半期連続でアナリスト予想を上 回る業績ならば、株価はさらに上昇するだろうとUBSのアナリスト、ヘザー・ ベリーニ氏は述べた。

同氏は「第1四半期の業績を受けてマイクロソフト株は投資家の注目を取 り戻した」として、「マイクロソフトは今度も、同社株買いの理由を示さなけ ればならない」と話した。

ゴールドマン・サックスのアナリスト、サラ・フライアー氏によると、新O Sの「ウィンドウズ・ビスタ」も第2四半期の利益を押し上げた見込み。四半 期中のパソコン出荷はマイクロソフトの見通しを上回ったとみられる。調査会 社IDCによれば、10-12月のパソコン出荷の伸びは15.5%。マイクロソフト は最高13%を見込んでいた。

ビル・ゲイツ会長は今月、ビスタの出荷台数は一般向けに発売した07年1 月以来で約1億本に達したと述べていた。

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