NY原油(24日):反発、2ドル超の大幅高-景気刺激策を好感

ニューヨーク原油先物相場は反発、バレ ル当たり2ドル以上値上がりした。ブッシュ米大統領と下院がリセッション (景気後退)回避を目的とした景気刺激策で暫定合意したのが背景。

この景気刺激策では全米1億1700万世帯に税還付の小切手が送られるほ か、企業には設備投資へのインセンティブが与えられる。先物市場の動向によ ると、連邦公開市場委員会(FOMC)は来週開く定例会合で追加利下げを決 定するとみられている。外国為替相場ではドルがユーロに対して下落し、イン フレヘッジ策として商品が買われた。

アラロン・トレーディング(シカゴ)の上席トレーダー、フィル・フリン 氏は、「きょうの値動きはすべて、景気刺激策に反応したもの。これまでは景 気悪化に対する不安の高まりや、それが原油需要にどう影響するかを考えて売 りを出していた。米国民の家計がいくらか豊かになれば、原油需要を若干、押 し上げる可能性がある」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で取引されている原油先物3月限 は前日比2.42ドル(2.78%)高の1バレル=89.41ドルで終了。

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