08年度の米財政赤字は2190億ドルに拡大へ、税収減で-議会予算局

米議会予算局(CBO)は23日発表した 半年次報告で、2008年度(07年10月―08年9月)の米財政赤字が最低でも 2190億ドル(約23兆3700億円)と、06年以来の高水準に拡大するとの見通 しを発表した。米景気減速による税収減少が赤字拡大の主因。

ブッシュ大統領が提案した1500億ドル規模の景気刺激策はこの見通しに 含まれておらず、米議会がこれを承認すれば、赤字は一段と拡大する見通しだ。 また、イラクやアフガニスタンでの戦費もすべて除外されており、これが加わ れば赤字がさらに300億ドル増える可能性がある。昨年度の赤字は1630億ド ルだった。

CBOは今年の米国のリセッション(景気後退)入りを予想していないが、 米国の成長率見通しを1.7%と、昨年8月時点(2.9%)から下方修正した。一 方、09年の成長率は2.8%に回復すると見込んでいる。

CBOは景気減速が税収減につながると指摘。今年度の歳入の伸びは3% と、半年前の予想(7%)を下回るとみている。今年度の歳入は約2兆6540 億ドルの見通し。

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