米アップル株:7年余りで最大の下落-業績見通しが市場予想に届かず

23日の米株式市場で、コンピューター・電 子機器大手の米アップル株が7年余りで最大の下落を演じた。22日発表した業 績見通しが市場予想を下回ったことから、消費減退が同社製品の販売にも悪影 響を及ぼすとの懸念が強まった。

アップル株は一時19%安と、2000年9月以来で最大の下落を演じた。昨年 は2倍強に上昇していた。ニューヨーク時間午後4時(日本時間24日午前6時) 現在は16.568ドル(11%)安の139.072ドル。

同社の07年10-12月(第1四半期)利益は最も強気のアナリスト予想に 届かず、投資家の懸念を浮上させた。また同社は、今四半期の増収率は29%と、 前四半期の35%から減速するとの見通しを示した。携帯デジタルメディアプレ ーヤー「ⅰPod(アイポッド)」の米国での販売台数はほぼ横ばいで、需要が 弱まりつつあることが示唆された。

パイパー・ジャフレーのアナリスト、ジーン・マンスター氏は「高価格帯 の消費の減退がアップルの業績に影響を与えるとの不安がくすぶっている」と して、「ⅰPodの販売の伸びは10四半期連続で鈍化しており、警戒を呼んだ」 と述べた。

アップルは、08年1-3月(第2四半期)利益は1株当たり94セント、売 上高は68億ドルとの見通しを示した。アナリストは、1株利益1.11ドル、売 上高69億8000万ドルを予想していた。

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