1月ユーロ圏サービス業指数、52.0に低下-03年8月来の低水準(2)

ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グ ループ(RBS)が23日発表した1月のユーロ圏サービス業景気指数(速報値) は52.0と前月の53.1から低下した。米景気減速と信用逼迫(ひっぱく)、ユーロ が最高値圏まで上昇したことを反映し、2003年8月以来の低水準となった。製造 業景気指数(速報値)は52.6と前月と変わらず。

サービス業景気指数と製造業景気指数を合わせた総合指数は52.7と、前月の

53.3を下回った。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミストの調査中央 値では、それぞれ52.8、52.1、52.6と見込まれていた。いずれの指数も生産活動 の拡大と縮小を分ける50は上回った。

欧州の政策担当者は、米景気減速が欧州経済に与える影響が従来予想よりも大 きくなるとの懸念を表明している。米金融当局が前日にリセッション(景気後退) 回避に向けて01年以来となる緊急利下げを発表したのに加え、この日のサービス 業指数統計を受け、欧州中央銀行(ECB)への利下げ圧力が高まる公算が大きい。

ウニクレディトMIBのエコノミスト、マルコ・バリ氏(ミラノ在勤)は、景 気指数統計が「短期的にECBのレトリックを変えることはないが、景気が減速し 始めていることはますます明確になってきている」と指摘。「製造業がユーロ高の 痛みと世界景気の減速を実感し始めることから、向こう数四半期の減速ペースは速 まるだろう」との見通しを示した。

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