1月の英中銀MPC議事録:8対1で5.5%での金利据え置き決定(2

イングランド銀行は今月10日に開いた金融 政策委員会(MPC)で、8対1で政策金利の据え置きを決定した。景気刺激を 理由にデービッド・ブランチフラワー氏が2回連続での利下げを提案したが、イ ンフレ懸念から他のメンバーは5.5%での金利据え置きを支持した。同行が23 日公表した議事録で明らかになった。

議事録によれば、MPCメンバーらは、過去最高水準にある原油コストや一 般世帯における光熱費の上昇、ポンド安で今年、消費者物価指数(CPI)の上 昇ペースは加速する可能性が高いと指摘した。

キング総裁は22日、今年インフレ率が10年ぶりの高水準に並ぶ上、景気は 一段と減速するとの見方を示した。23日発表された07年10-12月(第4四半 期)の英国内総生産(GDP)は、成長率が少なくともここ1年余りで最も低い 水準となった。同総裁のインフレ発言は、イングランド銀が米金融当局に追随し 利下げを行う余地が限定されていることを示唆している。

MPCメンバーらは議事録で「短期的なインフレ見通しは顕著に悪化してき ている」と指摘した上で、「現時点での予想からすると、2カ月連続での利下げ は、MPCがインフレ目標の達成よりも需要の安定を重視しているとの観測を助 長させる可能性がある」との見方を示した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE