米国株、リセッション織り込むまでに4%下落も-ストラテジスト

米国株相場はリセッション(景気後退)入 りの可能性を織り込むまでにさらに4%下落する可能性がある-。バンク・オ ブ・アメリカ(BOA)とAGエドワーズ、ストラテガス・リサーチ・パート ナーズのストラテジストが23日までにこんな見通しを示した。

BOAの主任投資ストラテジスト(CIS)トーマス・マクマナス氏と、 AGエドワーズのCISアル・ゴールドマン氏は、S&P500種株価指数が1250 まで下落すれば、リセッション観測が織り込まれたことを意味すると指摘。ス トラテガスのCISジェーソン・トレナート氏はリセッションを「完全に織り 込む」には、1260への下落が必要だと見方を示した。

S&P500種は今年中に1640に上昇すると予想するトレナート氏は、電話 インタビューに答え「現在はそこからさほど遠くない水準にある」と指摘。「今 年中にリセッション入りする確率は大幅に高まったが、わたしは引き続き回避 の可能性はあるとみている」と語った。

S&P500種株価指数は昨年記録した過去最高値からこれまでに16%下落。 1991年以降で最悪の住宅不況や2年ぶりの高水準に上昇した失業率、金融機関 の計1000億ドルを超える融資焦げ付きと資産評価損を考慮し、アナリストが 2008年1-6月(上期)の企業利益見通しを下方修正したことが背景にある。

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