アジア株:反発、米緊急利下げを好感-銀行株や鉱山銘柄が高い

23日のアジア株式相場は反発。米緊急利下 げを受け、銀行株や鉱山関連銘柄が高くなった。指標のMSCIアジア太平洋 指数は、前日までの2日間で18年ぶりの大幅な下落率を記録していた。

HSBCホールディングスと三菱UFJフィナンシャル・グループが高い。 米連邦準備制度の連邦公開市場委員会(FOMC)が2001年以来となる緊急利 下げを実施し、政策金利を0.75ポイント引き下げ3.5%としたことを好感した。

オーストラリアの鉱山会社BHPビリトンは、銅と金が値上がりしたこと から、20年で最大の上げ。香港金融当局もFOMCに追随し利下げしたため、 不動産開発のサンフンカイ・プロパティーズが高くなった。

DBSアセット・マネジメント(シンガポール)の株式担当チーフストラ テジストとして160億ドル相当の運用に携わるピーター・チャン氏は、「米緊急 利下げは明らかに世界経済の支えとなり、今見受けられる問題はやがて解決さ れるだろう」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時6分現在、前日比2.8% 高の135.72。このまま引ければ、昨年9月19日以来の大幅な上昇率となる。 同指数は21、22両日で合わせて10%安と、2日間としては1990年4月以来の 大幅な下落率となっていた。

日経平均株価は前日比256円01銭(2%)高の1万2829円06銭で終了。 香港のハンセン指数は5%を超える上げ。インドのセンセックス30種株価指数 は8営業日ぶりに反発している。

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