トヨタ株が5000円を回復、米緊急利下げや円高一服で自動車株が反発

22日の取引で、終値ベースとしては2005 年9月以来の5000円割れとなっていたトヨタ自動車の株価が一時5.9%高の 5170円と節目を回復。22日に発表された米国金融当局による緊急利下げで、 米景気への過度の悲観論が後退していることや、急速な円高の一服などがを受 けて、輸出関連業種には買い戻しの動きが広がっている。

日産自動車も一時4.7%高の965円、ホンダも5%高の3060円まで急反発。 主力自動車株を含む東証業種別33指数の輸送用機器指数は5.1%高の2138.80 まで上げた。輸送用機器指数は年初から昨日までに21.6%下落。同期間のTO PIXの下落率17.3%を上回り、33業種のうちで下落率は10位となっていた。

市場関係者の間でも、「追加利下げなど米国のさらなる追加対策に対する 期待感や、円高の一服から自律反発に入るだろう」(日興コーディアル証券エ クイティ部・西広市部長)との指摘が聞かれた。

為替をめぐっては、ホンダの福井威夫社長が米デトロイトで今月13日明 らかにしたところによると、同社の「第4四半期は1ドル=110円を想定して いる。第3四半期が予約の関係もあって、下半期113円とした」という。

ブルームバーグ・プロフェショナルで過去半年間のドル・円推移を見ると、 単純平均は1ドル=113円79銭。ただ足元では、105円台まで円高傾向が強ま る場面が見られた。

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