アインファ株が急反発、処方せん薬伸長と販管費抑制-最高益更新へ

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調剤薬局で国内首位のアインファー マシーズの株価が急反発。消費不況下でも処方せん薬の売上高は堅調に 推移、第3四半期累計(2008年5月―09年1月)決算は22%の最終増 益を確保した。通期計画に対する進ちょく率も73.1%と想定通りのため、 買い安心感が広がった。

この日は買い気配で取引を開始。午前9時15分すぎに前日比6.5% 高の1799円で1300株の売買が成立した。その後も買いが優勢で8.9% 高の1840円まで上昇、2月20日以来、約半月ぶりの高水準を付けた。

第3四半期累計の連結営業利益は前年同期比23%増の36億円。売 上高が同11%増の861億円に拡大したことに加え、販売管理費の抑制な どで営業利益率が同0.5ポイント高い4.2%になったことが奏功した。昨 秋以降の金融混乱や景気停滞で、患者の受診抑制が起こっているとの報 道が増えたが、「当社に限れば抑制はない。むしろ12月以降、既存店の 処方数が伸びており売上高も良い」(IR担当の酒井雅人氏)という。

今期(09年4月期)の連結業績予想は、売上高が前期比8.5%増の 1153億円、純利益が同30%増の21億円で、それぞれ過去最高を更新す る予定だ。

08年8月に資本業務提携を締結したセブン&アイ・ホールディング スとの取り組みは一部が具体化。北海道札幌市ススキノ地区では、アイ ンファが2月5日に先行出店し、今月半ばにイトーヨーカ堂が開業する。 「場所柄、高級化粧品を数多く取りそろえたところ、過去1カ月間の売 り上げは予算を上回った」(酒井氏)という。

また7&iのドラッグ事業に携わる若手社員がアインファの営業研 修も受けたそうで、当面はドラッグストアでの連携を優先する構え。

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