PIMCOグロス氏:緊急利下げは米経済の現状示す「悲しい証言」

債券ファンド最大手、米パシフィック・イ ンベストメント・マネジメント(PIMCO)の投資責任者ビル・グロス氏は 22日、ブルームバーグ・ニュースとのテレビインタビューに答え、米連邦公開 市場委員会(FOMC)によるこの日の緊急利下げは米経済の現状を示す「悲 しい証言」だと語った。

FOMCは緊急会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を0.75 ポイント引き下げ3.5%とした。世界的な株価急落を受け対応を急いだ。定例の FOMC会合は29、30日に開催される。

グロス氏は「FOMCが株式市場を救うために決定を8日前倒ししなけれ ばならなかったのは悲しい証言だ」と指摘し、「米経済は住宅と株価に依存す るという相当情けない状態にある」との見方を示した。

0.75ポイント利下げは、1990年前後に米連邦準備制度理事会(FRB)がF F金利を金融政策の主要手段として以来で最大。

グロス氏は4日に、米金融当局が最終的には3%まで利下げをするとの見 方を示していた。この日のインタビューでは、来週のFOMC会合で一段の利 下げがあるかどうかの予想を明言することは避け、「FF金利は2.5-3%程度 になる必要がある。早い方が良い」と述べた。

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