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【個別銘柄】ブリヂスト、カゴメ、高純度化、日立線、総合メデ、ヤフ

22日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは次の通り。

ブリヂストン(5108):一時前日比9.2%安の1493円と3営業日続落し、 2004年2月5日以来となる1500円割れ。天然ゴムをはじめとする原材料価格 の高騰などで、今期(2008年12月期)の連結営業利益が前期推定比7%の減 益になる見通しと22日付の日経新聞朝刊で報じられている。業績の先行きを 警戒する売りはゴム株全般に波及、住友ゴム工業(5110)は一時9%超下落。

カゴメ(2811):午前終値は1.2%安の1504円。日経平均株価の4.4%安 に比べて下げは小さい。消費者の健康志向を背景に野菜飲料や乳酸菌飲料が好 調に推移し、今期(2008年3月期)業績が会社計画を上回るとの期待が株価 を下支えた。2007年4-12月期(9カ月累計)の連結営業利益は前年同期比 13%増の109億円で、会社側の通期計画(102億円)すでに7億円超過した。

日本高純度化学(4973):一時4.3%安の35万5000円と続落。携帯電話 の在庫調整の終了を背景にフラッシュメモリー向けメッキ液の需要が伸び、21 日に発表された2007年4-12月期の業績は会社想定を上回った。もっとも、 中国など新興国の需要の先行きは不透明として通期予想を据え置いたため、上 ぶれを期待していた向きからの売りが出た。

日立電線(5812):午前終値は11%安の487円で、52週安値を更新。ゴ ールドマン・サックス証券は21日、しばらくは好材料に欠けるなどとして、 同社の投資判断を「買い」から「中立」に変更した。

総合メディカル(4775):午前終値は2.6%高の2550円。医師向けの転 職・開業支援を行うDtoD事業の貢献によって、売上高の7割を占める調剤 薬局の売り上げが増え、2007年4-12月期の利益が大きく伸びた。コンサル ティングを主体とした業績拡大を評価した買いが優勢に。

ヤフー(4689):一時5.7%安の4万400円と大幅続落。ポータル(玄 関)サイト大手の米ヤフーは、グーグルとの競争力強化のために事業を再編し、 従業員約700人を解雇する見通し。再編計画に詳しい関係者が21日明らかに した。

ホシデン(6804):午前終値は5.4%高の1354円。みずほ証券は21日付 で今来期の業績予想を上方修正し、最上位の投資判断「1」と目標株価2200 円を確認した。

セブン&アイ・ホールディングス(3382)、ローソン(2651)など:午前 終値はセブン&iが4.6%安の2605円、ローソンは2.3%安の3740円。日本 フランチャイズチェーン協会が21日発表した同協会に加盟するコンビニエン スストア会員11社(16チェーン)の2007年の既存店売上高は前年比1.0%減 の6兆8134億円となり、8年連続で前年を下回った。来店客数はほぼ前年並 みだったが、客単価が低迷した。

日本航空(9205):午前終値は3%安の230円と3日続落。燃油価格の高 騰を受けて、4月から国内線の運賃を平均430円、2.6%値上げする。一方、 2007年12月の旅客輸送実績は、国内線が前年同月比2%減、国際線は同3% 増だった。国内・国際線ともリストラのため路線数や便数を削減して座席の供 給量を減らしているが、国内線は9カ月連続の前年割れ、国際線が5カ月連続 で前年実績を上回った。

電通(4324):午前終値は5.3%安の23万1000円。22日付の日経新聞朝 刊は、中国の広告大手、分衆伝媒(フォーカス・メディア)とインターネット 広告事業を手がける合弁会社を中国・北京に設立すると報じた。電通・広報部 によると、22日午後3時半に北京で発表する予定で、現時点ではコメントは できないという。

信越ポリマー(7970):一時7.0%安の584円まで下落し、2004年11月以 来の安値圏に沈んだ。携帯電話などに使用されるキーパッドの単価下落が続い て利益率が低下傾向にあり、今期(2008年3月期)利益が会社計画を下回る との見方が広がった。コスモ証券は21日、同社の投資判断を「中立プラス」 から「中立」に引き下げた。

カイノス(4556):一時39%安の168円まで下げ、上場来安値を更新。 インフルエンザが見込んでいたほど流行しなかったことで、インフルエンザ診 断薬の需要が伸び悩んだうえ、価格競争も重なり、今期(2008年3月期)業 績予想を下方修正すると21日に発表した。配当を見送ることにしたため、株 価を下支えていた配当利回りを失い、投資家の見切り売りが膨らんだ。

アルテック(9972):一時6.9%高の295円と4日続伸。収益の構造改革 を進めるため、利益率の低い産業資材の卸売事業を抑制して事業の選択と集中 を進めた結果、売上総利益率が向上している。22日の取引開始前、前期 (2007年11月期)の利益は期初予想を上振れる見通しとなったと発表。業績 改善を評価した買いが入った。

三菱電機(6503):一時6.2%安の883円と続落し、52週安値を連日更新。 同社製の全自動洗濯機の一部機種に発煙・発火の恐れがあることが判明したた め、6万9166台を対象に部品を無料交換する。操作を行う制御基板上の電気 部品(コンデンサー)の劣化が原因で、フロントパネルからの発火が昨年8月 に1件、発煙が昨年10月に1件あった。人的・物的被害はない。

構造計画研究所(4748):一時8.3%安の661円まで下げ、52週安値を連日 更新。ソフトウエア開発業務で売上計上基準の変更による大型プロジェクトの 検収時期の遅れ、再委託先の耐震偽装問題の影響による構造設計業務における 稼働工数の減少、品質精度向上のための受注抑制などが響き、2007年12月中 間期の単体経常損益は従来予想の3000万円の黒字に対して4000万円の赤字に 転落したもよう、と発表。

井筒屋(8260):一時4.8%安の80円と52週安値を更新。地域・業態間 競合や、天候の影響によるファッション関連商品の伸び悩み、インポート特選 ブランド部門の不振で、2007年3-11月期の連結営業利益は前年同期比46% 減の6億2100万円にとどまった。通期(08年2月期)の連結営業利益計画21 億円(前期比15%減)は維持。

ジーンズメイト(7448):一時1.5%安の790円まで下げ、2004年2月下 旬以来の安値水準となった。1月度(20日締め)の既存店売上高は前年同月 比3.6%減。年末年始商戦で、メンズのデニム5ポケットパンツ、ダウンジャ ケットを中心とした防寒物、手袋・マフラーなど雑貨が好調だったものの、全 体を押し上げることはできず、07年6月以来7カ月連続で前年割れ。

コーナン商事(7516):午前終値は12%安の1485円と大幅続落。300万 株の公募増資を実施すると発表。オーバーアロットメントによる売り出しを合 わせると最大資金調達額は47億円の見込みで、需給悪化を警戒した売りが出 た。

エスケイジャパン(7608):一時21%安の259円まで売り込まれ、2003 年5月以来の安値水準に落ち込んだ。家電商品販売事業から撤退したことから、 特別損失を2億円計上。2007年3-11月期の最終損益は7500万円の赤字に落 ち込んだ。

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