【注目株】シャープ、東製鉄、トヨタ、MKCM、オービック(2)

23日の材料銘柄は以下の通り。

シャープ(6753)、松下電器産業(6752)など:23日付の日本経済新聞 朝刊によると、欧州家電最大手の蘭フィリップスがテレビ用の液晶パネルから 撤退する。韓国LG電子とのパネル合弁会社の株式のほぼすべてを年内に売却 する意向を固めているという。LGフィリップスは同領域で韓国サムスン電子 に次ぐ2位で、3位以降の日本のメーカーへの影響などが予想される。

トヨタ自動車(7203)やソニー(6758)などの時価総額の大きい輸出関連 株:米連邦公開市場委員会(FOMC)は21日夕(米国時間)に緊急会合を 開き、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を従来の4.25%から0.75 ポイント引き下げ、3.5%に設定した。22日に発表した。世界的な株安と米国 での失業率上昇を受けて景気後退に陥る危険性に対応した。トヨタ株の年初来 下落率は19%、ソニーは18%。

半導体製造装置関連株:携帯電話向けの半導体生産で世界最大手の米テキ サス・インスツルメンツ(TI)が22日(米国時間)に公表した2007年10 -12月(第4四半期)決算によると、純利益は前年同期比13%増の7億5600 万ドルで事前の市場予想を上回った。08年1-3月期(第1四半期)につい てもアナリスト予想を上回り、売上高を32.7億-35.5億ドル、1株利益43- 49セントと予想、時間外取引でTI株は2.8%高まで買われる場面もあった。

東芝(6502)やフォスター電機(6794)など:米アップルが22日発表した 08年1-3月期(第2四半期)の1株利益予想は94セントと、アナリストの 予想平均の1.11ドルを下回った。時間外取引でアップル株は一時8.8%安と なった。

東京製鉄(5423):鉄スクラップなどの原料価格が高騰、2008年3月期 の利益予想を減額修正した。純利益は前期比54%減の100億円になる見通し で、従来予想の130億円から23%の下方修正となる。一方、田原工場の設備 投資予定額は従来の1200億円から1400億円に引き上げた。競争力向上のため 機械投資を拡充する。

エムケーキャピタルマネージメント(2478):建物を新築して売却する予 定だった物件が建築確認取得段階で売却できることになり、2008年2月中間 期の連結業績予想を増額修正した。純利益は前年同期比2.3%増の14億8400 万円になる予定で、前回予想(13億8200万円)を7%上回る。一方、下期は 建築確認等に時間がかかると想定、08年8月通期の純利益予想の改定率は

0.1%にとどめ17億9000万円とした。

オービック(4684):企業が内部統制を重視、コスト管理も強化しているた め、07年4-12月期の連結営業利益は前年同期比16%増の104億円となった。 据え置かれた通期計画(140億円)に対する進ちょく率は74.5%。創立40周 年を迎え記念配当を実施、08年3月通期の年間配当は300円となる予定。従 来予想の240円に対し60円多い。

ワイ・イー・データ(6950):液晶製造設備の投資が遅延、液晶向けマーキ ングシステム事業の回復が遅れていることなどを理由に2008年3月通期の連 結業績予想を減額修正した。純利益は前期比98%減の500万円となる見込み で、従来予想の2億2800万円からは98%の減額。

ストロベリーコーポレーション(3429):欧米メーカーから受注した携帯 電話向けちょうつがい(ヒンジ)の売り上げ計上が来期以降にずれ込むことが 確実になり08年3月期の連結業績予想を減額修正した。2500万円の黒字と見 込んでいた純損益は6億円の赤字に落ち込む見通しで、前期の3億6600万円 の赤字から悪化する。625円を予定していた期末配当をゼロにし、01年の上場 来初の無配となる。

モーニングスター(4765):07年1-12月期の連結経常利益は前の期比 36%増の7億3000万円だった。投資信託評価サイトの閲覧数が増加し、イン ターネット広告収入が伸びたことが背景。今期は08年3月までの15カ月変則 決算。

CFSコーポレーション(8229):同社株式の15%を保有するイオンは 同社経営陣に対し、イオンが提案する経営改善策に同意してほしいと意向を表 明、石田健二会長に対して「42.8%の反対票を重く受け止め、自らの進退をよ く考えてもらいたい」(岡田元也社長)とも語った。TOBの可能性は「現時 点では考えていない」としているが、経営陣の刷新などを求める動きが出てき そうだ。

セブン&アイ・ホールディングス(3382):傘下の銀行子会社セブン銀行 が2月29日にジャスダック市場に上場する。

シチエ(4724):新店の寄与などがありアミューズメント事業が堅調に推移、 07年12月期の純利益が当初の想定を上回る公算が高まったため、期末配当を 従来予想に2円上乗せする。年間配当は32円となる見通しで、前期実績の29 円より3円多い。

東宝不動産(8833):業績が想定以上に順調に推移しているとして、08 年2月期末に2円の特別配当を実施し、年間配当は12円となる予定。従来予 想は10円だった。

ユーシン精機(6482):3月31日時点の実質株主を対象に、普通株式1 株につき1.1株の割合で分割する。分割後の発行済み株式総数は1781万9033 株に。

オークマ(6103):最大200万株、20億円の自社株買いを行う。取得期 間は2月5日から3月31日までで、発行済み株式総数の1.19%に相当する。

ドトール・日レスホールディングス(3087):ドトール店で提供するブレ ンドコーヒーの価格を従来の180円から200円に値上げする。サンドイッチな どのフード商品も10円値上げする。

三菱商事(8058):23日付の日本経済新聞朝刊によると、同社は現在の磁 石で最も強い磁力を持ち、ハイブリット車用モーターなどに使われているネオ ジム磁石の生産・販売に参入する。同磁石を発明した佐川真人氏が興したベン チャー企業インターメタリックス社(京都市)に19.2%出資するもので、数 年後の量産を目指すという。

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