アジア株:下落、MSCI指数は5カ月ぶり安値-米リセッション懸念

21日のアジア株式相場は下落し、MSC Iアジア太平洋指数が5カ月ぶり安値となった。米経済がリセッション(景気 後退)入りし、世界経済の成長鈍化につながるとの懸念が強まった。

オーストラリアのコモンウェルス銀行とナショナル・オーストラリア銀行 (NAB)が安い。米モルガン・スタンレーが豪銀の貸し倒れが拡大するとの 見通しを示したことが嫌気された。中国銀行も安い。仏BNPパリバは、中国 銀が海外証券関連で48億ドル(約5100億円)相当の評価損を計上する可能性 があると指摘した。韓国最大の自動車メーカー、ヒュンダイモーターカンパニ ー(現代自動車)は、新規受注が減少するとの懸念から、昨年8月以来の安値 を付けた。

クルニア・インスランズ(マレーシア)のパンカジ・クマル最高投資責任 者(CIO)は「影響が広がっている」と指摘し、「投資家はポートフォリオ の見直しを進めており、残高を減らしている」と述べた。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時33分現在、前週末比3.2% 安の142.11。このままいけば、終値は昨年8月20日以来の安値となる。日経 平均株価の終値は前週末比535円35銭(3.9%)安の1万3325円94銭。

豪州のASX200指数は2.9%安で終了。香港のハンセン指数も大きく下げ ている。

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