蘭フィリップス10-12月期:純利益倍増-TSMC株の売却寄与(2)

オランダの家電メーカー、ロイヤル・フィ リップス・エレクトロニクスが21日発表した2007年10-12月(第4四半期) 決算は、純利益が前年同期比で約2倍に増加した。台湾積体電路製造(TSM C)の株式売却益が寄与した。

発表資料によると、純利益は13億9000万ユーロ(1株当たり1.30ユー ロ)と、前年同期の6億8000万ユーロ(同0.59ユーロ)から増加した。売上高 は前年同期比3.8%増の83億7000万ユーロだった。ブルームバーグ・ニュース がまとめたアナリスト10人の予想中央値では、純利益は12億3000万ユーロ、 売上高は81億4000万ユーロがそれぞれ見込まれていた。

ジェラルド・クライスターリー最高経営責任者(CEO)は、医療や照明部 門などでの買収資金を調達するため、自社の半導体事業とTSMCの持ち株の大 部分を売却した。フィリップスは05年以降、100億ユーロを超える規模の買収 を発表もしくは完了している。

テオドール・ギリッセン(アムステルダム)のアナリスト、ウィンエン・チ ョイ氏は決算発表前に、「今後フィリップスは、既存事業と買収した事業ともに 成長が可能だということを示さなければならない」と指摘し、「そうでなければ、 これまでの改革は口約束ということになる」と述べた。同氏はフィリップッス株 の投資判断を「買い」としている。

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