NY原油時間外:4日続落-米リセッション入り懸念で需要後退観測

ニューヨーク原油先物相場は、18日の時間 外取引で4日続落し、1バレル当たり90ドルを下回る水準で推移している。米 経済がリセッション(景気後退)入りする可能性があり、米国の燃料需要が減少 するとの懸念が広がった。

バーナンキ米連邦準備制度理事会(FRB)議長は17日、2008年の経済成 長見通しは「悪化している」との見方を示した。また、米フィラデルフィア連銀 が同日発表した1月の同地区の製造業景況指数は予想を上回る落ち込みとなり、 米商務省が同日発表した07年12月の住宅着工件数は1991年以来の低水準とな った。

ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のエネルギー・鉱物担当エコノ ミスト、ジェラード・バーグ氏は「米国の原油需要の後退につながる可能性があ るのは明らかだ」と指摘。「相対的に見て、原油相場は依然、かなりの高水準を 維持している」との見方を示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場2月限は、18日の 時間外取引で、前日比最大48セント(0.5%)安の1バレル当たり89.65ドル。 シンガポール時間午前7時58分現在、89.69ドルとなっている。前年同期比で は78%高い水準となっている。17日は、71セント(0.8%)安の90.13ドルと、 昨年12月11日以来の安値引けとなった。

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