クレセゾン社長:外資系消費者金融、買収に意欲-M&Aで収益拡大(2)

流通系カード首位のクレディセゾンの林 野宏社長は18日までにブルームバーグ・ニュースのインタビューに応じ、外 資系消費者金融の買収に意欲を示した。同社は日本航空が売却を検討している JALカード株の取得にも乗り出すなど、M&A(企業の合併・買収)を収益 拡大のための戦略の1つと位置づけている。

林野社長はインタビューで「リーズナブルな条件や価格であれば、M&A のチャンスはオファーして競争する」と述べた。その上で、消費者金融につい て「外資系の方が、競争がリーズナブルになる気がする。そういう場面が出て くれば参加したい」として、株式などが売りに出された際には積極的に入札に 応じていく方針を示した。

カードや消費者金融を含むノンバンク業界では、貸出上限金利の引き下げ を柱とした2009年末の改正貸金業法の完全施行を控え、2007年に三井住友フ ィナンシャルグループのプロミスが三洋信販を買収するなど規模拡大による生 き残りをかけ、再編機運が高まっている。

業界全体で有人店舗や従業員の削減など経営効率化のためのリストラが進 む中、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が日本の消費者金融部門「レイ ク」売却を検討するなど撤退の動きも広がっている。米シティグループのCF Jやローンスター傘下のアエルも店舗網の縮小などを進めている。

一方、日本航空の子会社であるJALカードの入札について林野社長は、 「理不尽な条件や価格が異常に高いということであれば、ステークホルダーに 対して説明がつかない」と述べ、日航が売却先候補と交渉中の価格がクレセゾ ンの想定より高くなっているとの認識を示した。ただ、具体的な入札の状況に ついては言及しなかった。

クレセゾンの株価は前日比45円(1.6%)高の2805円。

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