【個別銘柄】ベスト電、王子紙、毎日コム、ホギ、アルファシ、北興化

18日午前の日本株市場における主な材料 銘柄の動きは次の通り。

ベスト電器(8175):午前終値は前日比8.1%安の660円と大幅反落。同 2位のエディオン(2730)からの提携の申し入れに対して、事実上の拒否回答 をしたことを明らかにした。ベスト電はすでに提携関係にある家電量販店ビッ クカメラとの関係を強化させることに注力する方針。ベスト電の工藤隆志経営 企画部長がブルームバーグ・ニュースに対して語った。

王子製紙(3861):一時10%安の441円まで下げ、2003年4月下旬以来 の安値水準に落ち込んだ。古紙配合率の調査結果に関して都内本社で篠田和久 社長が午前11時から記者会見した。篠田社長は「古紙配合率を偽装していた 製品は生産を中止した。グリーン購入法適用対象品については古紙配合率の偽 装はない」などと発言した。

日本製紙グループ本社(3880):一時2.5%安の832円と5営業日続落。 コピー用紙など再生紙の古紙配合率を偽装していた問題を受け、複写機メーカ ーの間では、日本製紙から供給を受けている再生紙の取引を中止する動きが相 次いでいる。キヤノンマーケティングジャパン(8060)や富士ゼロックスなど が取引中止を決定した。

毎日コムネット(8908):一時18%高の520円とストップ高。1人暮ら しの大学生が増えており、不動産事業が好調。17日に発表した前期(2007年 11月期)決算は大幅な増益になった。同社は賃貸戸数を増やすことにしてお り、需要増加に伴う業績の伸びが期待できるとみられた。

ホギメディカル(3593):一時7.2%高の4750円を付け、2007年10月 30日(7.4%)以来、約2カ月半ぶりの高い上昇率を記録した。高齢化に伴っ て手術を受ける患者が増えており、同社の主力キット製品「オペラマスター」 が伸びている。17日開示の2007年4-12月期業績が14%の営業増益だった ため、今後も増益基調が続くとの期待から同社株を見直す動きが強まった。

アルファシステムズ(4719):一時6.1%高の2445円と大幅続伸。NG N(次世代ネットワーク)関連などの受注が好調で、第3四半期まで9カ月間 (07年4月-12月)の業績が2けた増益。受注残高も高水準で、業績のさら なる拡大が期待された。三菱UFJ証券の森本展正アナリストは「受注トレン ドは予想を上回るポジティブ・サプライズ」(18日付リポート)と指摘。

日本フイルコン(5942):一時5.3%安の483円と反落し、再び16日の 52週安値(475円)に接近してきた。薄型テレビのプラズマ・ディスプレー (PDP)向け電磁波シールドメッシュの販売数量、価格がともに落ち込んだ ことが明らかになり、業績の先行きに警戒感が高まった。

米久(2290):一時3.2%安の852円と6営業日続落。新興国の経済成長 を背景に、ハムやソーセージなどの原材料費が高騰して採算が悪化している。 同社は17日、今期(2008年2月期)の連結営業利益予想を下方修正。原材料 価格は依然高止まりしており、今後も採算の改善は難しいとの不安が出た。

北興化学工業(4992):一時9.9%安の291円まで下げ、52週安値を更新 した。今期(2008年11月期)は、新農薬製品の端境期に当たり開発費用が先 行するほか、電子材料関連原料などを手掛けるファインケミカル製品は原料高 の高騰も利益を圧迫し、一転して大幅減益を強いられる見通しとなった。収益 環境の厳しさを嫌気した投資家の売りが先行した。

ソネット・エムスリー(2413):一時9.3%高の43万4000円と大幅続伸。 同社は昨年から本格的に米国に進出し、大手製薬企業と契約を結んでサービス を始めている。国内市場が飽和状態となる中、市場拡大余地のある米国で今後 の契約企業数の拡大などが業績を押し上げると期待された。いちよし経済研究 所は17日、投資判断を「割安」から「極めて投資妙味あり」に引き上げた。

日興コーディアルグループ(8603):一時5.3%安の1581円と急反落。 同社株が23日に上場廃止となることが確実となった。17日までのシティ株価 の推移に基づくと、米シティグループが日興を完全子会社化するための株式交 換が予定通り実施されることになったため。日興株の取引は22日まで。

アッカ・ネットワークス(3764):一時8.9%高の14万7000円まで続伸。 財務省に17日に提出された大量保有報告書で、イー・アクセス(9427)がア ッカ株の保有比率を従来の12.68%から13.10%に引き上げたことが分かった。 また、保有目的に「企業価値向上のためACCAに対して重要提案行為をおこ なう」との項目が追加されている。従来は「純投資」のみだった。イー・アク セス(9427)は一時0.8%高の6万2700円と続伸。

日清製粉グループ本社(2002):午前終値は2.2%安の1089円と反落。 日清フーズが17日、家庭用と業務用パスタ製品を3月1日出荷分から値上げ すると発表した。原材料であるデュラム小麦の価格が上昇しているうえ、包装 資材も高騰しているため。

J.フロントリテイリング(3086):午前終値は2.6%安の700円と6営 業日続落。12月の売上高は、百貨店業が前年同月比1.6%減となった。西日本 を中心に気温が高めに推移したことで衣料品が苦戦、美術・宝飾品など高額品 も不調だった。一方、スーパーマーケット業が同1.5%増。Jフロントは07 年9月設立のため、前年の大丸グループと松坂屋グループの各売上高を合計し たものとの比較。

ハピネット(7552):一時、16日終値比25%安の1114円と大幅続落。少 子化の影響から玩具事業が低迷しているうえ、事業体制の見直しとして、映像 制作部門の再構築に伴う損失を計上したことから、16日の取引終了後に今期 (2008年3月期)の連結最終損益は赤字に転落すると発表した。業績悪化を 受けて売り圧力が継続。前日はストップ安売り気配で終えていた。

大黒天物産(2791):一時3.5%安の631円まで売り込まれ、今月16日 に付けた上場来安値の624円まであと1%に迫った。積極的な出店策を取った 結果、店舗数の増加に人材の養成が間に合わない状況。既存店の販売力が低下 して中間業績が予想を下回ったため、売りが優勢となった。

キッコーマン(2801):一時7.7%安の1452円まで3日続落。KBC証 券は17日、投資判断を「HOLD」から「BUY」に変更した。

きんでん(1944):一時3%高の837円と続伸。ゴールドマン・サックス 証券は17日、目標株価を1100円から1160円に小幅に引き上げた。

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