町村氏:次期日銀総裁「個人名まだ検討してない」-経歴固執せず(2)

町村信孝官房長官は18日午前、閣議後の 記者会見で、3月19日に任期が切れる日銀の福井俊彦総裁の後任人事につい て「個人名をあげて検討していることはまだない。しっかりとした方が選ばれ るようにしたい」と述べた。

その上で、野党第一党、民主党の岡田克也副代表が次期日銀総裁に有力視 されている武藤敏郎副総裁の昇格に反対する考えを示したことに関連し、経歴 にこだわらないとの政府方針は「変わっていない」と述べた。

町村氏は、野党が参院で過半数を占める「ねじれ国会」の状況下での国会 同意人事の対応について、「まだルールが必ずしも確立していない状況だ」と 述べるにとどめた。

町村氏は、2007年9月28日の記者会見で、次期日銀総裁について、「適 材適所で判断をすべきものと考えている。その人のバックグラウンドがどうこ うというより、一番日銀総裁として適切な人であればいいのではないか」と話 していた。

18日付の毎日新聞朝刊によると、民主党の岡田副代表は17日、日本記者 クラブでの記者会見で、武藤副総裁について「財務当局の実務の最高責任者を 務めた人が、金融の最高責任者になることに違和感がある。財金分離の原則に 反する」と述べ、財務事務次官出身を理由に不適格だとの考えを示した。

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