信越化:4-12月純利益は27%増、半導体ウエハー引き続き好調(2)

シリコンウエハー世界最大手の信越化学 工業が17日発表した2007年4-12月期連結決算によると、純利益は前年同期 比27%増の1434億円だった。世界的に需要が拡大している半導体メモリー用 のシリコンウエハー事業が引き続き好調に推移したことが寄与した。

売上高は同7.4%増の1兆436億円、営業利益が同19%増の2135億円、 経常利益が同23%増の2230億円だった。米サブプライム(信用力が低い個人 向け)住宅ローン問題に揺れる北米では住宅建設が低迷しているため、塩化ビ ニール樹脂業界が影響を受けたものの、米子会社シンテック社が輸出に迅速に 振り向け、フル操業を続けたため堅調に推移した。

収益の柱となる半導体シリコンでは、携帯電話や自動車向けなどのデバイ ス用の300ミリウエハーの需要が拡大し、需要が減退した200ミリウエハーを 補い増収増益を達成した。

通期予想は据え置き

08年3月期連結業績予想は据え置いた。同社は中間期に同予想を増額修正 しており、売上高は前期比5.8%増の1兆3800億円、営業利益は同19%増の 2870億円、経常利益は同21%増の3000億円、純利益は同21%増の1870億円 をそれぞれ見込む。純利益は13期連続で過去最高を更新する見通し。

信越化学の株価は前日比270円(4.8%)高の5930円(午後1時39分現 在)。

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