米GM、国内の年間労働コストを約50億ドル削減へ-収益改善目指す

米自動車最大手ゼネラル・モーターズ(G M)は17日、向こう3年間で米国での年間労働コストを約50億ドル(約5340 億円)削減する計画を明らかにした。経費削減で収益の「大幅な改善」を目指し ている。

GMの発表によると、今回のコスト削減の多くは全米自動車労組(UAW) と昨年合意した労働協約に基づくものとなる。また、同社にとって最大の部品供 給元であるデルファイへの支払いを減らす方針を示すとともに、米自動車業界の 販売が来年から拡大するとの見通しも示した。

発表文でGMは「GM経営陣は今後2-3年について、収益やキャッシュフ ローを含めた営業成績が大幅に改善すると見込んでいる」と説明した。

2005年と06年に計125億ドルの赤字を計上したGMは、コスト削減を進め ている。昨年10月に承認されたUAWとの労働協約では、GMが退職者向けの 医療費債務約470億ドルを、労組が運営する基金に移管することや、新規採用者 の報酬や福利厚生を現従業員より低く抑えることが盛り込まれている。

GMの株価はニューヨーク時間午後2時50分(日本時間18日午前4時50 分)現在、前日比24セント高の23.09ドル。

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